階段の手すりが完成しました。手摺は、子供や年齢が若い人は、あまりさわらないでしょうが、高齢になると大変重要な部材になります。
私の設計する住宅の階段に付ける手摺には、こだわりがあり、必ず下から上まで連続することと、触り心地が変わらないことを基本としています。
既製品の多くは、手摺棒とジョイントの組み合わせとなり、ジョイント部分の材質が違ったり、太さが太くなったりして、触り心地が違ってしまいます。
そこで、既製品の直線と曲線の手摺棒を組み合わせて作ってもらうのですが、面倒な作業なので大工さんは嫌がります。
この現場は、どうだったかわかりませんが、手摺のメーカーに依頼したようです。
できあがった手摺は、こんな感じです。
今は、お施主さんは、まだ若いので数年経つときっと喜んでもらえると思っています。